ジブリ好きなスーファミ世代におすすめ!嘘つき姫と盲目王子
結論:古き良き懐かしき
こんにちは!ぷにまろこ(@punimaroko)です。
ずっとやりたかった嘘つき姫と盲目王子…買いましたーー!!°˖✧◝(⁰▿⁰)◜✧˖°
こちら気になっていたのにプレイが後回しになっていた理由として、
ボリュームが少なく5~6時間で全クリしてしまうという情報がネックになっていました。
とすると記事にしても1つか2つになってしまうので…うーん。と。
ただ、世界観・ストーリーに対するネット評価はとても高く、ゲーム好きといえゲームが下手な私でもやりやすそうだな~と興味はありました!
ですがボリュームを考えると、7000円程の定価で買う踏ん切りが出ず中古で探していました(;^^)
そしてやっと購入することができたので、遅ればせながらの記事化です。
※以下ネタバレ注意です。また、この記事は私個人の感想です。
いきなり総評から
嘘つき姫のいいところは、最初から最後まで、おとぎ話の絵本風です!!感を大事にしていて
あれこれやり過ぎていないところでした。
終始朗読形式で進み、ページがめくれるエフェクトや、セーブデータもしおりデザインだったり。
後はキャラクターボイスをつけていないところ、挿入歌や主題歌もなく、綺麗で静かなBGM…豪華過ぎないところが逆にあらすじを引き立てていて魅力的。
読み聞かせされてる感覚で、眠くなることもしばしばw
そしてダンジョン内では「花」を集めたり「花びら」を集めたり。
集めることで、より嘘つき姫の世界観を深めるツールが見られます。
・花は全部で10本、1本ずつ「ある魔女の物語」が解放
ゲーム内で重要な役割をする魔女は一見残忍なんですが、これはそんな彼女の悲しい過去を知ることができる。
・花びらで解放されるのは、設定画やラフ画
5枚集めるごとに絵1枚見れる。全部で100枚あります。花より頑張って集めたよ~。
こんな感じ。
物語と直接的なつながりがある訳ではないですが、見たり知ったりすることでほっこりした気持ちになる(笑)
確かに、全クリして花と花びらも全部集めるとほんとにやることなくなるので、
7000円という価格はちょっと高いかなあという気持ちは確かにあります。
ですが、2Dで右に進んでいくステージで構成された各ダンジョンはスーファミ世代だととても懐かしい。
マリオ・ドンキーコング、後知ってる人少ないかもだけどスーファミのアラジンが好きでそこらは何回もやってたので、とってもなじみ深くて楽しかった。
飽きないように、なぞなぞを解きながら進んでいくパートもあり!↑
ちょっとずつ難易度が上がって最後には何回もやり直すところもあるけど、頑張ればできる感じがいいです。
王子を連れて歩き、少女の姿と狼の姿を自在にできるのでその設定を駆使しながら頭を使って進んでいく仕掛けもたくさんあって、ただこなすだけーじゃなくて面白かった。
と、ダンジョン・世界観・設定・サントラなどはとっても満足です!!
ちょっと高いかな~とは思っても、買ったことを後悔はしない!
そんなゲームでした( ˘ω˘)♡
あらすじ
これよりはネタバレありです。
「これはどこか異国の、小さな恋のお話でした」
丘の上で毎夜、綺麗な声で歌っていた1匹の狼。
その国の王子はある夜 歌声に気づき、丘のふもとで聴くことが習慣になっていました。
しばらくそんな日々を繰り返すと、歌っている人に会いたくて丘を登ってしまった王子。
狼は驚くと同時に、自分が人間ではなく化物だと知られたくなくて反射で王子を振り払ってしまいます。
王子は狼の爪に目を切り裂かれ、盲目になってしまう。
家族にも差別され、牢獄での生活を強いられることになります。
狼は何としても王子の目を治してあげたくて、森の奥に棲む魔女のもとへ向かいますが
願いを叶える条件は「歌声を魔女に捧げること」でした。
魔女は鳥がモチーフらしい。噂に違わず冷たく残忍な感じでしたヨ。
サイドストーリー読まなきゃ、おとぎ話鉄板のただの悪役と思って終わりだったので花は集めてよかった!
そして魔女の要求どおりに狼は歌声を捧げ、代償に人間と狼の姿に自在に変身できる力をもらったのです。
その力でまずは、王子を魔女のもとへ連れてこなければなりません。
自分は隣国の姫だと嘘をつき、王子をさらうことに成功した狼。
二人だけの旅が始まります。
森では一休みして王子と他愛ない会話をするイベントや、狼とばれそうになってひやっとするイベント(王子に生肉食べさせちゃうとかw)も。
他にも森に住む羊、もぐらといった優しい化け物と交流しながら旅の思い出を増やしていきますが
徐々に王子を騙していることに罪悪感を感じる姫。
全てを正直に打ち明けるべきか……。
迷っているうちに、事件が起きます。
月の光を浴びている間は、狼の姿に戻ってしまうからね、と魔女に言いつけられていた狼。
旅が楽しくて一瞬それを忘れてしまい、王子の手を握っているタイミングで狼に戻ってしまいます。
その拍子に王子は崖の下に落ちてしまい、直前には狼のことを「手を離せ、化け物!!」と罵りました。
一番恐れていた出来事が起き、狼は頭が真っ白になります。
ですが王子と一緒に崖下に落ちたランタンから引火し、魔女の住処である森が炎に包まれようとしていました。
火が怖い狼ですが、王子のために一生懸命森の奥までやってきて彼を助けました。
その勇気に心を打たれた王子は、狼と一緒に「森の魔女に謝りにいこう!」と提案してくれます。
「悪いことをしたときは、ごめんなさいって言うんだよ」
狼として生きていた時には知らなかったことを王子が教えてくれます。
王子の目を切り裂いた時、狼だとばれた時、狼はそれをなかったことにしたりごまかそうとしたりするのに必死でした(悪意はないんだけど)。
謝る前に、怒りで大暴れしている魔女を鎮めなければいけません。
ラスボスは、魔女です。
当然必死だったので魔女戦とその直前のダンジョンは何もスクショしていないw
最後めっちゃ難しかったーー。
勝った後、森を燃やしたことを素直に謝った王子と狼。
魔女はまだ怒ってはいるものの、気持ちが落ち着いた様子。
狼の望みに応じて王子の目を治すことに取り掛かりますが、その代償は「狼の王子に関する記憶」と「人間に変身できる力」。
王子への気持ちを失ってしまうことに一瞬ためらった狼ですが、王子のためにそれを承諾。
全てが真っ白になっていく中、最後に王子は姫を呼び「化け物」と罵ったことを謝り、
狼は王子の目を傷つけたことを謝るのでした。
それから。。。
歌声も王子の記憶も失った狼は、毎夜理由も分からず寂しい気持ちで丘の上で歌っていました。
もちろん、美しい歌声ではなく壊れた楽器のような声で。
そんな折、
「また会いにきたよ、姫」
目が見えるようになった王子が、花束を持って狼のもとへ現れました。
花が大好きな王子のために、ダンジョンで花を採ってはプレゼントしていた狼。
化け物とばれる前の狼の優しさも、王子は全部覚えていました。
狼は記憶こそ戻らないものの、心にぽっかり空いた穴を目の前にいる人間が埋めてくれるのを感じました。
王子のために歌い、その気持ちを受け止める王子。
そのへたくそな歌は、いつまでもいつまでも響きましたとさ。
ちゃんちゃん。
さいごに
以上!
すごい好きでしたー!このゲーム!
終わってみると、ボリュームが少ないというかコンパクトにまとまったゲームって感じでしたね。
あのタイプのダンジョン?ステージ?でもっと量増やすとこっちがしんどくなるし。
程よい数・難易度だったと思います。
今はオープンワールドで多彩なアクションで綺麗なキャラメイクでフォトモードも搭載でみたいな進化したゲームが多く、こっちもそれに慣れて色々求めがちですが
ちょっとそれに逆行する、古き良き懐かしきゲームを作ってくれてありがとー!と思いました。
今回の記事にかかった時間は2時間半、修正回数は3回です。
ではまた次のゲームで!→大人女子におすすめのダークファンタジー!クライスタ-プロローグ
ばいばい♪