掴み取るハッピーエンド!デスエンドリクエスト-11章(最終回)
結論:辿り着いた真実は「現実」でした。
こんにちは!ぷにまろこ(@punimaroko)です。
ゲームってさ…………本当に…いいよね…………(何突然)。
今日ね、ニーアぶりに記憶を消してもう一度最初からやり直したいゲーム見つけました!!!
Collar×Malice(カラーマリス)というゲームで、タイトルの通り主人公が悪意の首輪をつけられたところから物語が始まりまして。
新宿を舞台にテロ組織との戦いを書いた乙女ゲームなんですが、まあ最近ずっとこの続編をやっていましてですね…。
続編ではテロ組織側の構成員やトップの心情とか、彼らが奥底で渇望してたものとかすごく掘り下げて描写されてたんですがむっっっっっちゃくちゃよかった………!!
話重すぎて泣いたけどね!!
テロ組織編は、心から男女関係なく絶対楽しめるストーリーだと思う…あーーーでも乙女ゲームだからどうしてもやるユーザーとか流行る幅とか偏るじゃないですか。
あーもっと日の目を浴びて欲しい悔しいw
あ~~~~
あん。
※以下ネタバレ注意です。また、この記事は私個人の感想です。
狭間で抗う
前回、現実世界とゲーム世界が融合してしまい 街にマーターズが出現してそこらじゅうが破壊されてしまいました。
そしてしいなは一人でラスボスと戦い、エンディングログアウト!!
新は現実で目覚めたしいなを見つけるため、敵の本拠地agle本社の地下の秘密空間に乗り込みます。
地下には巨大な空間が包括されており、そこにはAI研究のため誘拐された10万人分の体が保存されていました。
彼らの脳は中枢となる機械に接続され、そこには黒幕アファシスの教祖の意思も保存されています。
もちろん教祖は何百年も前に死んでいますが、錬金術で魂を肉体から抽出され、その時代その時代の最新の科学技術で現在まで残されてきました。
実体のない声が、新にアイリスのデータを渡すよう圧をかけてきます。
対してしいなの体を探す新ですが、彼女はゲーム上で新と再会するよりもっと前にアファシスに殺されていたことを聞かされます。
あ、これがアイリスちゃん。
今まで新が接してきたプレイヤーしいなは、アイリスの願いを汲んだルーデンスが気まぐれにゲーム内に具現化したもの。
だからエンディングログアウトさせてしまったせいで、しいなと新はもう会えないということになってしまったのです。
その事実に新は絶望しますが、なんとか自分を保ちつつ地下施設から逃げます。
逃げる新のため、アファシスの教祖のデータを壊したのはエニグマのグロック社長。
どうやら教祖のシステムに侵入したみたいです。
自分はここまでだと言って教祖と一緒に消えたみたいですが、やっぱり彼も肉体を失くした時に
教祖と同じく魂だけデータとして残ってしまったんだろうか。
彼は色々と分からず終いだった……。
何はともあれ、こうして謎のピースは少しずつ当てはまってきました。
最後は、この崩壊した世界を救うという大仕事が残っています。
ゲームの世界と融合している今なら、ルーデンスの力でしいなを創ることができるため、
新は束の間彼女を生み出してもらいます。
これでしいなと新はやっと…
やっと同じ世界で再会することができました!!
新はたまらずしいなを抱きしめます。うーんこっちもたまらん( ˘ω˘)願わくばスチル…。
そしてゲーム内では死んだものの、プレイヤー化に成功していたNPCの仲間も集いました。
しいなのためアイリスのため、そして自分たちの人生を悔いなく生き直すため!立ち上がってくれる皆。
ルーデンスの面々も、アイリスの救いを望み新たちに希望を託します。
当然この世界にも存在する、オデュッセイアへ向かうしいな一行。
新はこれまでと同じく、下の世界から指示を飛ばします。
現実とゲーム、人間とAI。その垣根を越えて、皆で挑む最終決戦です!!
死の王の正体
オデュッセイアへ行くと、神獣の前に最後のリプカ戦。
ルーデンスの中でも奇異な存在だった彼女。殺意を司るがゆえ、こちらに倒された後は「殺せない苦しみ」にイカレ始めます。
そしてリプカは、この世界の仕組みも知っていた様子。
死ぬ間際の攻撃で、彼女は死の王に向かって叫びます。
「死の王ォオオオオオ!!!性懲りもなく…恥も知らずに…部外者を決め込んで……。
見てんじゃねええええええ!!!!」
リプカはこの時、画面に向かって攻撃してきます。
新でもしいなでもなく、私達プレイヤーに対して怒っているのです。
そしてリプカの行動で、新も気が付きました。
死の王とは自分のことではなく、画面の外側からデスリクを傍観している私達のことだと。
「俺達には助けが必要だ。世界をまたぐ、その力を貸してくれ」
新たちの世界をゲンジツと呼ぶから、私は当然自分の住む世界と新の現実をイコールで考えていましたが…
彼らはあくまで「デスエンドリクエスト」というゲームの枠を超える存在ではなく私達(というかコンパイルハート)が介入できる世界の中であがいてたと。
だから、リディアは私達と同じ現実の人で、神でもなんでもなくただのデスリク制作チームの一員。
ルーデンスが欲してた上層世界の情報ってのも、デスリクを越えた私達の現実の技術のこと。
その後リプカも神獣も倒して、やっとアイリス本体と再会したしいな。
「生まれ変わったら必ずまた、一緒に暮らそう」
約束すると、アイリスは笑って消えていきました。
街に戻ると、新はルーデンスからこの世界を巻き戻しできるコードを教えてもらいます。
デグレードをかけることで、しいなが生きている時間まで戻り
その後起こる全ての悲劇を防いでいく。
新はこれをずっと一人で繰り返してきました。
だから現実オブジェクトなるものがWODにあったり、新の筆跡でバグ修正コードが書かれた本があったりしたのです。
それは新が、次にデグレードした自分(記憶失ってる)が気づけるようにと残したメッセージでした。
新はずっと、しいなを死なせないためにデグレードをして最初に戻ってはまたしいなが死ぬ運命を辿り…数えきれないデスエンドを経験していました。
そんな新の力に限界があること、アイリスを救ってくれた感謝からルーデンスが初めて力を貸してくれ、やっと新たな一歩を踏めるようになったのです。
絶望に抗った先に
そして晴れてしいなエンド(トゥルーエンド)!!いや~何回バッドエンドくぐり抜けたかもう覚えてない…
最後は、その後もデグレードを繰り返した新としいなが
ゲンジツとゲームの世界が融合した、でも平和な世界を手に入れるというエンドでした。
ちなみに6万回以上二人でデグレードしたらしいですw
最初は新一人で頑張っていましたが、いつからか新たにも、そしてしいなにも記憶が残るようになり、二人で少しずつそんなズレを増やしていって(あえて)
二つの世界の住人が共存できるように作り替えていったのです。
ルーデンスという人種、エルフという人種も存在できるようになり
アイリスとしいなも一緒に暮らせるようになっていました。
ちなみに「アファシス」はビジネスホテルチェーンになってましたw
気の遠くなるような作業を…二人は諦めずに繰り返してきたのです。
最後は、リディアのカットで終わり。
リディアは新たちの世界が新しいスタートを切ったことを見届け、また気持ちを切り替えて次の仕事に臨む…て感じでした!
これにて…デスエンドリクエスト、書き切りました!!!!
さいごに
以上!
FFに続きデスリクもこれにて終わりです!
お付き合い感謝でございます…( ˘ω˘)
デスリクはほんと、自分達の現実→新達のゲンジツ→WODというゲーム世界の順に並んでると気づくのだいぶ遅かったんですけど分かった時すごいすっきりした…。
いや本当こーいう設定瞬殺で読み取れる人羨ましいです…。
デスリクはこのブログでも散々書いた通り、後半の詰め込み教育と説明だけの場面と駆け足がすごくて、作者の構想にゲーム自体が色々ついていけてなかったというか
話はすごく面白かったのでそこがゲームとしては残念だなと思う作品でした。
でも、上記のトゥルーエンドもアプデで補完されたもので
新としいな、ひいては他キャラのハッピーエンドがすっきり分かるようになったのでよかったです!
神だの未知の力だのなんて設定はよくありますが、この作品は基本的にリアルの技術で色々な摩訶不思議を説明してくれたのでそこも新鮮だったなー。
神話系の設定に慣れ過ぎてたよ私は(笑)
やってよかった!素敵なゲームでした!( ˘ω˘)♡
次は、いい加減やるやる詐欺してる嘘つき姫と盲目王子いきたいと思いますw
今回の記事にかかった時間は4時間、修正回数は3回です。
ではまた次のゲームで♡→ジブリ好きなスーファミ世代におすすめ!嘘つき姫と盲目王子
ばいばい!