もうひとつの可能性 エピソードイグニス④FINAL FANTASY XV-最終回
結論:この作品が「FF15」として発売されてよかった。
こんにちは!ぷにまろこ(@punimaroko)です。
前回でFF15はクリアしたのですが、エピソードイグニスのエンディングは本編にも深くかかわってくるため書かずに置いてる部分がありました。
ので、今回それをもってFF15を一旦締めたいと思いますーー!( ˘ω˘)
※以下ネタバレ注意です。また、この記事は私個人の感想です。
エピソードイグニス記事の前回→「おまえがそんなこと言うな」FFXV-21
付加価値
エピソードイグニスは周回前提で作られていて、1度クリアすると2周目は違うエンディングを見ることができます。
1周目のエンディングでは、最後のキャンプの追加シーンが用意されています!
「お前らの事好きだわ」
その場面の…後かな?ノクトとイグニスが2人きりで話しています。
思い残すことは何もない。
俺は一人でいくんじゃなくて、お前らの思い出と一緒だから。
そう言って笑うノクトにイグニスから手を差し出し、握手をする二人。
二人が初めて出会った時と同じように。
イグニスの目はもう見えないけど、ノクトが昔と同じ握り方で返してくれたことで
もしかしたら奇跡で今の景色が見えたのかもしれません。
涙を流すイグニス…。
思い出と共にいく、という前向き?な気持ちというか
友達への気遣いというか…ノクトの優しさも伝わってくるシーンでした。
ノクトが死なない未来
エピソードイグニスの最大の魅力は、本編とは異なる未来…分岐した本編エンディングが用意されているということ。
オルティシエでの水神戦の際、イグニスがアーデンと戦う直前(指輪をつける前)
選択肢が提示されます。
「アーデンに抗い戦う(=正史)」か「アーデンと共に行く(分岐)」
後者は2周目以降のプレイで選べるようになります。
ということで「アーデンと共に行く」と、本編では長い寄り道をしてたどりつくジグナタス要塞にいきなり連れてこられます。
※ジグナタス要塞とは、帝国がルシスから奪ったクリスタルを保管してあるところで ノクトが10年の眠りについた場所でもあります。
クリスタルルームまでやってくると、アーデンからは彼の生い立ちを聞かされ
クリスタルからはノクトの身を犠牲にして星を救う未来を見せられるイグニス。
アーデンから、君のこと新たな王(自分)のもとで使ってあげようか?と言われるものの
「偽りの王に仕える気などない」と毅然としたお顔でアーデンを見据えるイグニスがかっこいい!!
この後は二人の熾烈な戦いが始まります。
真の望みは、クリスタルの力を借りて真の王となったノクトを殺すこと。
そのために自分はあらゆる試練をノクトに課してきたし、これからもそうする。
そんなアーデンの歪んだ思想も、クリスタルが見せた未来も、イグニスにとってはくそくらえでした。
「俺にとっては、世界なんてどうでもいい。ノクトが犠牲になる未来など絶対に認めない」
イグニスは何の綺麗事も御託もなく、ただ大好きな友達を守りたいという想いに動かされ指輪をはめます。
最後はね、もちろん勝ちましたよ。
でも時間制限がある上にかなりギリギリのバトルだったのでスクショは1枚もありません(汗)
シフトブレイクみたいに瞬間移動もできるし二人がキラキラピカピカ光ってとてもエフェクトのかっこいいバトルに胸躍りましたよ!!語彙力ないですねすみません。。。
いやでももうめちゃくちゃ必死で戦ったわw
確か後1秒か2秒ってところで勝ったんですよまじ日頃の行い出たって思った。
(諦めなければ最後には勝てるっていうメッセージを込めてそういう仕様にしてるのか???とも考えた)
アーデンが消えた(逃げた?)後、レイヴスの手引きでノクト達もジグナタス要塞に到着します。
選ばれた者が身につければ死ぬと知りながらも指輪をつけ、本気で戦ったイグニスの姿を見て
自分の無力さを痛感したノクトは、その場でクリスタルの中に入ることを決めます。
この時あっさり光耀の指輪もつけるノクトwこれ見ると本編ではほんと遠回りしましたよねえ…。
ですが、この時ノクトの願いにクリスタルが応じたのか、イグニスの死にかけた体は元通りになり
失明も免れます。
そしてノクトは本編と同じく、クリスタルの中で10年 力を蓄えます……。
この後に流れるスタッフロールでは、イグニスら3人がその10年をかけて ノクトが犠牲になる運命を断ち切るため奔走する姿がえがかれます。
彼らは再び世界中を旅し、かつての仲間、友人たちのもとを訪れ皆と一緒に考え続けていました。
そして10年後、運命の分かれ道となる日がやってきます。
4人で辿り着いた王都城の前では、レイヴスが直接レギスの形見の剣を渡し ノクトへ忠誠を誓う姿を見せます。
本編では形見を渡すことも叶わずアーデンにシガイにされるっていう無残な死に方をしたレイヴスだったので素直に嬉しかった。神凪一族もこれで生き残ったし。
「胸を張って生きろ」という台詞も、仲間に向けられた別れの言葉ではなく
「俺達は、常に胸を張って生きる」という決意表明に変わっています。
そして4人一緒に玉座に向かい…世界に光を取り戻したノクト達。
全てを終え平和になった城の中には、本編では見られなかった二人の姿がありました。
その身を犠牲にする運命を変え、命あるまま玉座に王として佇むノクティス。
そして、その姿を自分の瞳で見ることができるイグニス。
これが、FF15が見せてくれた「もうひとつの可能性」。
そしてエピソードイグニスの全容でした!!
はじめてFINALFANTASYをプレイする方と、全てのファンのために
ここからは全体感想。
FF15を立ち上げると、毎回↑この文章が出てきます。
最後までプレイして、私はこのゲームが本当にこのテーマに沿って作られたものだったんだなーと感じました。
FF15が目指したのは「挑戦と原点回帰」だと思います。
ブランドイメージ…って言うとおかしいかもしれませんが、残すべくところは残して従来の型をあえて破ろうとしてるところがたくさんあった。
それは、主な移動手段が飛空艇じゃなくて車だったり、仲間内の雰囲気だったり旅をアルバムにして楽しむことだったり釣りを本格的に取り入れたり
クリスタルを中心とした世界、光、闇、大切な者との別れ
そうした小さな要素から物語全体に関わる設定まで色々が、すごく嬉しかった。
もちろん、発売当初の未完成っぷりとか色々思ったこともありますが…それでも今のこのFF15が大好き!!
そして私にとって一番よかったのは、この作品が「FFヴェルサス13」ではなく「FF15」として発売され、チームまで一新してストーリーから作り直されたこと。
もちろんヴェルサスを楽しみにしていたファンがたくさんいることも知ってるし、私もヴェルサスのPV大好きであの世界観すごい楽しみにしてました。
でも、もうFF13から私の脳みそはついていけなくなっていて…w
13からはファブラ・ノヴァ・クリスタリスというクリスタル神話に基づいた話が始まったんですが、それが13-1、2、3、零式などと続きさらにはヴェルサス。
神話は世界史のようにリアリティがあって複雑で、FFの古株ファンですらついていくのが大変なんじゃないかと思い始めていました。
1タイトルごとに設定や世界観を一新していたFFが大きく変わり、この神話を理解していなければもう話がよく分からんという域に到達していて
長くて似た名前のカタカナ多くて端から忘れていくしw
もうずーーっとこれでいくのかなあ…メビウスFFの方も何かこれまでのナンバリングつなげるような世界観始めだしたし…普通に歴代主人公とコラボしまーすじゃあかんの?もう難しいからFFはいいやってなってた。
だから、非難轟々になるのも承知の上でこの流れを一旦ぶったぎってくれたことでようやく私もついていけるようになりました(笑)
その大規模な方針転換が本当に嬉しかった。
もちろんヴェルサスはヴェルサスでまた販売されるなら楽しみに待ちます。
でもFFってよりかはもう神話シリーズとかで新しく独立してくれた方がやりやすいかなあ自分は。
て訳でFF15はにわかでも楽しめるし、さらに知りたければこうしてバックボーンに神話あるよーみたいな感じになってるのがよかたの。
あーよかた。
まあこれはね。私個人の気持ちです。
さいごに
以上!
あーめちゃくちゃ長くなったけど今日はどこも削れなかったのですごめんなさい。
私はいっつも新しくブログ始めると最初の数ヶ月人見知り発揮してあまり自分の考えを書けないんですが(表層の感想なら書ける)、
ここにもだいぶ心が馴染んでのびのびしてきたので楽しいです。
えいさー!( ˘ω˘)次はどんなビッグタイトルやろうか悩むー!秋まで待つとだいぶ豊作なんですけどね。
では、長い長いFF15記事を今日まで読んでくださった方がいらしたらありがとうございます!
他の記事も頑張ります!
ではまた次のゲームで!
今回の記事にかかった時間は~…5時間くらいかなw
ばいばい♪