母は女でいることを選んだ ニーアレプリカント-4
結論:急に本性を出すヨコオゲー
こんにちは!ぷにまろこ(@punimaroko)です。
薄桜鬼でまったり欲を満たしてたら、結構本気で欲しかった乙女ゲーム(真紅の焔 真田忍法帖)の発売を完全に見逃していた。
とてもショックだ。ありえない。乙女失格だ。
明日仕事帰りにTSUTAYAに買いに行こう!!
私は新品でゲーム買う時はTSUTAYA派です。
Tポイントはヤフーショッピングで使えるからいいのである…。
ゲームを買って貯まったポイントでヤフーで電子書籍(漫画オンリー)を買う。
とてもいいループ。
漫画を買えるアプリも色々あるけど昔からこの流れがやめられないのじゃ。
※以下ネタバレ注意です。また、この記事は私個人の感想です。
マモノと融合した女
カイネと出会った前回。ニーアがその露出服っぷりに驚いたのも束の間、彼女はいきなり斬りかかってきます。
カイネは、不吉な力を持っていました。左半身には黒文病と同じ症状が現れ、でもそれをコントロールできています。
マモノと融合した人間であるカイネ。
崖の村の人々から忌み嫌われ、手前の小さな家でひとりで暮らしていました。
しばらくカイネに応戦していたニーアでしたが、そこに突然超大型マモノが登場。
卵?おっぱい?のようなものがたくさんついたすごい生き物…メスなんだろうか…
これで実はカイネの半身に憑いてるマモノの妻だった、、とかなら面白いのにw
カイネはニーアを守りながら応戦し、おっぱいマモノに致命傷を与えます。
マモノ憑きなので、普通の人間が即死してしまうような攻撃を食らっても、倒れることはありません。
瀕死になったおっぱいマモノは、そのまま逃げてしまいました。
またいつか戦うのでしょう。
しばし茫然とするニーア。
太もも。
我に返り、カイネのもとに駆け寄ります。
マモノの力を使い過ぎたのか?気を失って倒れてしまいました。
しかしネグリジェですね完全に。?このご時世まだネグリジェって伝わるよね?
目覚めても冷たい態度を取るカイネでしたが、シロが「介抱したやつに向かってその態度はないのではないか?」というと雰囲気を少し和らげてくれました。
「カイネ、私の名前だ。あいつは私のエモノだ。絶対に手を出すなよ」
と名乗った後、おっぱいマモノと因縁の相手であることを匂わせます。
カイネは傷ついた子犬みたいな人。牙を剥き出しにすることで自分を守ってきたんだろう。
死ねた母親
カイネとは、ここまでのイベントを経て一旦お別れ。
ニーアがこれからシロに「封印されし言葉」を思い出させるためには、先ほどのような強いマモノもたくさん倒せるようにならなければ話が進みません。
なのでひとまず 強くなるための一歩として武器の強化をするため、ロボット山にやってきました。
ロボット山には、大きな…ロボット工場?のような廃墟があるだけで街はなし。
廃工場の入り口にはある兄弟が営む武器改造ショップがあり、それ以外に人はいません。
16歳くらいの兄と、10に満たないような弟の二人。ニーアとヨナとほぼ同年代だね。
二人とも「兄」「弟」と表記されるだけで名前もありませんw
「1、2、3……7つ(7日)。お母さん、これだけ帰ってきてない」
お母さんに会いたい。
お母さんを探しに行く。
兄の制止もきかず飛び出していきそうな弟に代わり、ニーアは兄弟の母を代わりに探しにいってあげることにします。
(このイベントをこなしたら武器改造できるようになる)
お母さんは、廃工場に改造の部品を取りに行ってから戻ってきていないご様子。
どこか諦めたような兄の態度を不審に思いながらも、ニーアは生存を信じて工場内を捜索します。
最後、超巨大メカ(ボス)に排除されそうになりながらなんとか一番奥に辿り着く。
もう人のいなくなった工場で、人の決めたシステムに基づいて警備を続ける機械は滑稽だと寂しそうにシロは呟きます。
その奥でようやく見つけた二人の母は……
既に死んでいました。
その様子は兄弟の話とは食い違い、お金・衣服・化粧品…とても仕事をしにきたとは思えない荷物が辺りに散らばっています。
「あやつらの母親であろう。子供達を捨てて…若い男と逃げるつもりだったようだな」
「…………」
「あやつらに何というつもりだ?」
母は死んでいた。それも男と蒸発しようとした末に。
ニーアは最悪の結末に言葉を失いながらも、形見に「バラの香水」だけ拾い、兄弟のもとに戻ります。
一応、死んでたと言うかごまかすかは、プレイヤーが選べます。でもここを選ばせるなんて鬼畜だよね(褒めてる)。
私は、正直に死んだと話す方を選びました。
弟は「うそつき!信じないもん!」と言って奥に引きこもってしまいます。
でも兄からはめちゃくちゃ重い言葉が返ってきました。
「母さんは、一人で死んでましたか?…いいんです。わかってます」
「……遺体は、2つあった」
「…よかった。母さんは、もう俺たちのことでイライラしたり、悩まなくて済むんだ。これで…よかったと思います」
…………。
急に……。
ここまで前触れもなく、まったり進めていたところに一気にヨコオさんらしい人間の闇をこねくり回したような話が入ってきて…………。
お兄ちゃんが、蒸発しかけた母の死を「これでよかった」と口にする心情は、何というか…察するに余りある。
失踪した家族を探してあげるなんてRPGでよくあるクエストが、こんな想像できなかった何とも言えない感情になって終わるとは思わなんだよねw
初見ならすごくトラウマになりそうな話でした(褒めてる)。
形見の香水を渡すと、母のにおいだと言って泣きじゃくっていた兄。
二人ともお母さんのこと大好きだったよね…。
最後は「弟と力を合わせて頑張る」と言って、兄弟手を振ってニーアを見送ってくれました。
達者でやれよな、また会う日まで…。
~こうして武器改造ができるようになりました~
さいごに
以上!
ロボット山ね~~~想像以上に傷つきました(笑)
以前動画では見たことあったんですが…(ほとんど忘れてた)、自分であのお母さん見つけた時の悲しさったらないですね…。
これが…これがヨコオタロウですねーーーーーーーー
ヨコオさんのシナリオは、絶望9:希望1くらいの割合で、絶妙~~にプレイヤーの心を転がすんですよ。
希望がちょっとあるところが逆にリアリティあって「ま、これゲームだからさ!」て片づけられない気持ちになるんだよ。
最高です。
今回の記事にかかった時間は1時間半、修正回数は1回です。
ではまた次回→目的を見つけた女 レプリカント-5
ばいばい♪